デジタルえほんミュージアム

ワークショップレポート

「ピッケのつくるえほん」
英語デジタルえほんをつくろう!  (2014.8.28)

習っていなくても大丈夫!
遊びながら英語に親しもう

英語は習っていないと話せない…? そんなことはありません。
興味を持てるテーマに沿って創造力を引き出していけば、英語を習っていない子でも無理なく英語を話せます。
ドットDNPでは、可愛いキャラクターを主人公にしたデジタルえほん作りを通して、子どもたちが楽しく英語に親しめるワークショップを開催しました。


【1】テーマは「将来の夢」。世界で一つの英語えほん作り

今回のイベントは、英語講師のハビック真由香さん(株式会社Pep)と、ピッケの作者でクリエイターの朝倉民枝さんを講師にお迎えし、2014年8月28日にドットDNP2F・イベントゾーンにて開催。子ども向けウェブサイト「ピッケのおうち」の人気キャラクター・ピッケや仲間たちを主人公に自由におはなしづくりができるiPadアプリ「ピッケのつくるえほん」を使って、「将来の夢」をテーマとした英語のデジタルえほんを作ります。


【2】今日はみんながえほん作家! 英語がわからなくても気にしない♪

まずは朝倉さんが日本語で書かれた人気の絵本を見せて、ストーリーや印象的な場面を振り返っていくところからお話はスタート。「今日はみなさんにも将来の夢、どんな仕事をしたいかをえほんにしてもらおうと思います」。英語講師のハビックさんから「英語がわからない時はわかるフリをしましょう。そうすればだんだんわかるようになりますからね!」という言葉がかけられると、あちこちからフフフと笑い声が漏れ、会場内は一気にリラックスムードに。


【3】リズムにのってLet’s speak English! 夢を英語で語ってみよう

肩の力が抜けたところで、英語の発声練習へ。英語えほんの中にある「What do you want to be?(あなたは何になりたい?)」というフレーズを、手拍子&足踏みでリズムにのりながら、お母さんも一緒にみんなで発声。リピートの4回目で誰かの前に止まって問いかけ、一人一人「I want to be…(私は…になりたい)」で答えていきます。すると女優、ドクター、研究者、デザイナー、シンガー。素敵な夢が次々とあがってきました。


【4】キャラクターやアイテム、自由な発想でイメージをカタチに

自分の夢が定まったら、いよいよデジタルえほん作り開始。タブレットPCとアプリの基本的な使い方についての説明を聞き終わると、お母さんも子どもたちも夢中になって指を動かします。「あ、この図形を組み合せるといいかも!」「お母さん、ほら見て!」楽しい試行錯誤を繰り返しながら、頭の中にある将来の夢のイメージを、タブレットPCの中のえほんに描いていきます。


【5】英語で話す声を録音。みるみる上達して発音もパーフェクトに!

絵が出来上がったら、次は声の録音です。先生たちが手作りしてくれた紙コップのマイクカバーを活用して、「I want to be…」などの文章を読み上げます。録音した声はその都度再生して確認できるので、納得いくまで何度でもやり直しOK! 発音がわからないところは、ハビックさんやスタッフがていねいに指導してくれます。はじめのうちは再生した自分の声に恥ずかしがっていた子供たちも、いつしか真剣モードに。会場内のあちこちから滑らかな英語のおしゃべりが聞こえてきました。


【6】作品発表

テーマ:
I want to be an English novelist!!! 私は「英語の小説家」になりたい!

鉛筆や消しゴムがのったデスクのある部屋を描きました。

朝倉さんコメント:
「彼女が書いた英語の小説を読める日が来るのを楽しみにしています。」

ハビックさんコメント:
「すでにペンネームも決まっていて、ニューベリー賞(※)の盾まで描いていたり、夢が明確で素晴らしいです。」
※アメリカで優れた児童文学作品に贈られる賞。

テーマ:
I want to be...an actress. 私は「女優」になりたい。

舞台の上で花束を贈られているところをイメージしました。

朝倉さんコメント:
「花束など、用意されたアイテムにはないもので情景を描き、アクトレスを表現していたのがいいアイディアでしたね。」

ハビックさんコメント:
「なめらかなリズムと英語らしいイントネーションがとても上手でした。」

テーマ:
I want to be a doctor. 私は「医師」になりたい。

マスクをした患者さんがいる待合室、ベッドで手当てをする診療室の様子も描きました。

朝倉さんコメント:
「ページを増やして、病院の中を描いたスペシャルな見開きを作ってくれたのが素晴らしいです。」

ハビックさんコメント:
「途中で切らずに一息で話せていたのがよかったです。英語を上手に話すコツができていました。」

テーマ:
I want to be a researcher of “Roomba”. 僕は「ロボット掃除機の研究者」になりたい。

丸や楕円の図形を組み合せて、ロボット掃除機を表現しました。

朝倉さんコメント:
「素敵な未来のロボット掃除機を描けていましたね。実験棚もカラフルで楽しそうです。」

ハビックさんコメント:
「“pilot”のTの発音がとてもキレイにできていました。英語を習っている子でもなかなかできないんですよ。」

テーマ:
I want to be a designer. 私は「デザイナー」になりたい。

洋服に顔のイラストをつけたのがポイント。最後のページのセリフも工夫しました。

朝倉さんコメント:
「色使いやレイアウトがとても工夫されていて、すでに立派なデザイナーだなと思いました。」

ハビックさんコメント:
「自分の気持ちに合うよう考えて”This is my plan.(こういうことを計画しています)”という言葉を入れてくれました。いいアイディアでしたね。」

【まとめ】

短時間で自分の夢を考えて絵本で表現し、さらにはタブレットPCの使い方や英語で話すということまで、盛りだくさんの学びが詰まった今回のワークショップ。英語を習ったことがない参加者が多かったにも関わらず、終始楽しい雰囲気で、もっと英語を学びたい!と思えるきっかけとなったのではないでしょうか。


【講師コメント】ワークショップを終えて

クリエイター/ピッケの作者 朝倉民枝さん

「英語のピッケをしたのは、初めてだったのですが、子どもたちがあふれる思いをひと場面に閉じ込めることができずに、こちらが用意したページも全てオリジナルな絵で表現してくれたりと、私自身とても楽しませてもらいました。
これからの子どもたちは、絵本を読むことも素晴らしいですがこうしたテクノロジーを使って、ぜひ自分から創り発信する側にもなってほしいと思います。」

英語講師/英語指導者トレーナー ハビック真由香さん(株式会社Pep)

「今日の感想を率直に言えば、子どもたちって天才!(笑)。英語を習っていない子も上手に話せていて「やればできる」ということを証明してくれました。大人はつい、このぐらいしかできないだろうと思ってしまいがちですが、学んだ量やレベルに関係なく、実感が持てれば子どもは理解するんです。今後もやる前にできないと思わず、ぜひいろいろなことにトライしてほしいですね。」

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月~土曜日(祝日を含む)
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日曜日・年末年始
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